2010年07月11日/21:33
主人公アダムス・アウレーリアはこの艦の美しい主教艦長。弱冠16歳(一般人類に換算した値)にして《酸素いらず》一族の荒くれどもを率い、神出鬼没の宇宙海賊と戦います。彼らの前には、あの懐かしい人々の血を受け継ぐ男女も現れ、六十年前に姿を消した奇怪な遺物「ドロテア・ワット」を追っていきます。
「天冥の標 III アウレーリア一統」: 小川遊水池@blog
読了しました!時代的には未来>>1>>3>>2>>現在という時系列です。
今回は宇宙船を駆って地球外生命体が遺した古代超兵器を巡り、海賊たちと戦いを繰り広げるという、自分としては今までで最もSFらしい燃える展開でした!アダムスの側に現れる、1でも活躍したあの人物の祖先と思われるキャラクターがシブイです。
1や2で活躍したキャラクターの祖先と思われる人物や、係りのある「固有名詞」が多数登場します。1巻上下、2巻とのつながりが少しずつ明かされ、世界観が見え始めてきました。
とはいえまだ謎が直接明かされるわけではなく、ヒントを与えられ、いやがおうにも妄想が膨らまされるような状態に陥りました(笑)。このワクワクさせる伏線の張り方が小川一水流だなーと思います。
とにかく、続きを読まないと肝心なことが解りません(笑)早く次の巻を!
小川 一水
早川書房
発売日:2010-07-10
カテゴリー:読書 |
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2010年06月04日/23:48

アマゾンより引用:香南は、顧客の死後にweb上の死亡告知やサービスの解約処理を代行するHCC社勤務の25歳。伝説の創業メンバー・野上の死後処理を任された彼女は、謎 のメールに導かれ彼の人生を追う。一方、香南のネット上の代理人(エージェント)である〈カナ〉も、野上の代理人(エージェント)である〈ボク〉と出会 う。香南とカナの進む先には、野上の遺した世界を揺るがす秘密が……恋に仕事にひたむきな女子がwebとこの惑星(ほし)の未来を拓く。愛と勇気のシステムエンジニアSF!
ネットワークの中に存在するエージェント(人工知能のようなもの)が自分たちの存在をみつめ、定義していくくだりがとても面白かったです。
知能を持ったコンピューターが人間に反旗を翻すという物語ではなく、人と共に成長し、思考し判断する自分は生命と言えるのか自問します。その語り口が軽やかで、前向き。人が死を迎えた後、残されたエージェントはその存在が…これは実際に読んでもらいたい、哲学的とういか、ファンタジーな世界観です。
作中の時代設定や使われているネットワークの技術が、現代のリアルなものから近未来の実現しそう(してほしい)ものまで登場し熱いです!
信頼のネットワークでつながっていく…未来に希望が持てるストーリーです。ネットワークの知識がある方はより一層楽しめると思います!
木本 雅彦
早川書房
発売日:2010-05-10
カテゴリー:日記,読書 |
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