「天冥の標 III アウレーリア一統」読了

2010年07月11日/21:33

主人公アダムス・アウレーリアはこの艦の美しい主教艦長。弱冠16歳(一般人類に換算した値)にして《酸素いらず》一族の荒くれどもを率い、神出鬼没の宇宙海賊と戦います。彼らの前には、あの懐かしい人々の血を受け継ぐ男女も現れ、六十年前に姿を消した奇怪な遺物「ドロテア・ワット」を追っていきます。
「天冥の標 III アウレーリア一統」: 小川遊水池@blog

読了しました!時代的には未来>>1>>3>>2>>現在という時系列です。

今回は宇宙船を駆って地球外生命体が遺した古代超兵器を巡り、海賊たちと戦いを繰り広げるという、自分としては今までで最もSFらしい燃える展開でした!アダムスの側に現れる、1でも活躍したあの人物の祖先と思われるキャラクターがシブイです。

1や2で活躍したキャラクターの祖先と思われる人物や、係りのある「固有名詞」が多数登場します。1巻上下、2巻とのつながりが少しずつ明かされ、世界観が見え始めてきました。

とはいえまだ謎が直接明かされるわけではなく、ヒントを与えられ、いやがおうにも妄想が膨らまされるような状態に陥りました(笑)。このワクワクさせる伏線の張り方が小川一水流だなーと思います。

とにかく、続きを読まないと肝心なことが解りません(笑)早く次の巻を!

[札幌]ブラウンブックスカフェ

2010年06月08日/21:06

コーヒー

ブラウンブックスカフェは札幌・円山にあるカフェです。有名店森彦のすぐ近くにあります。

ここは今まで3回ほど行ったことがあります。その名の通り、本や雑誌、絵本などがたくさん。時間が止まるとはこのことかと言わんばかりに押しを落ち着けて読書に浸れる空間です。コーヒーがとても美味しくケーキ類もあり、とても満足。要チェックなカフェです!

Brown Books Cafe ブラウンブックスカフェ
〒064-0803 札幌市中央区南3条西26丁目2‐24
地下鉄円山公園駅6番出口(マルヤマクラス直結)から徒歩3~4分
TEL/FAX. 011-615‐5900
11:00 - 20:00(冬期間は19:00迄) 水曜定休
http://brownbookscafe.com/

そして、ブラウンブックスカフェでみつけたほのぼの絵本。これかなり絵がかわいいです♪

工藤 ノリコ
佼成出版社
発売日:2003-12

システムエンジニアSF!「星の舞台からみてる」読みました!

2010年06月04日/23:48


星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA)

アマゾンより引用:香南は、顧客の死後にweb上の死亡告知やサービスの解約処理を代行するHCC社勤務の25歳。伝説の創業メンバー・野上の死後処理を任された彼女は、謎 のメールに導かれ彼の人生を追う。一方、香南のネット上の代理人(エージェント)である〈カナ〉も、野上の代理人(エージェント)である〈ボク〉と出会 う。香南とカナの進む先には、野上の遺した世界を揺るがす秘密が……恋に仕事にひたむきな女子がwebとこの惑星(ほし)の未来を拓く。愛と勇気のシステムエンジニアSF!

ネットワークの中に存在するエージェント(人工知能のようなもの)が自分たちの存在をみつめ、定義していくくだりがとても面白かったです。
知能を持ったコンピューターが人間に反旗を翻すという物語ではなく、人と共に成長し、思考し判断する自分は生命と言えるのか自問します。その語り口が軽やかで、前向き。人が死を迎えた後、残されたエージェントはその存在が…これは実際に読んでもらいたい、哲学的とういか、ファンタジーな世界観です。

作中の時代設定や使われているネットワークの技術が、現代のリアルなものから近未来の実現しそう(してほしい)ものまで登場し熱いです!

信頼のネットワークでつながっていく…未来に希望が持てるストーリーです。ネットワークの知識がある方はより一層楽しめると思います!