読書:Gene Mapperは二度楽しめる。Gene Mapper -full build-が面白い理由。

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「Gene Mapper -full build-」を遅まきながら読み終えました。やー面白かったです。

以前にiPhone(のkindleアプリ)で読んだセルフ・パブリッシング電子書籍「Gene Mapper」(後にGene Mapper -core-に改題)の増補改訂版がこの「full build」。どんな風にパワーアップしたか興味津々で読みました。

もともとiPhoneで読むことを前提に個人出版で書かれた小説がヒットし、(参照: 電子書籍が切り開く個人出版の新たな地平~『Gene Mapper』作者・藤井太洋氏インタビュー~ (1/3)(BLOGOS編集部) – BLOGOS(ブロゴス))

それを受けて出版社が付き、紙の本として全面改稿して新たに誕生したのが「Gene Mapper -full build-」です。(kindle版も出てますが。)

「core」は電子書籍の読者層や使われるデバイスを考慮していたとのことで、iPhpneなどで読みやすいように台詞や段落が短めでストーリーが進むスピードが速い印象でした。

対してfull buildは文章量が増えて構成もやや変わり、新しい登場人物も増えて相対的にじっくりと世界観を味わえる内容になったと思いました。

遺伝子操作された食物や”インターネット後”の世界について、より想像力を膨らませられます。 同時にいくつかの設定が省略・簡略化されて”大事なところ”がよりクリアになって頭に入りやすくなったようにも思います。

coreでの『12人のハッカー』の設定はfull buildではでできません。燃える設定なので、続編等でぜひ読みたいですね(^^) 他に

  • Gene Mapper -core-で主人公を食うほどに目立っていたキタムラ・黒川が程よく脇を締めるキャラクターになった。
  • 前作(Gene Mapper -core-に改題)で存在感が薄かった主人公・林田が少し活躍する!(笑)
  • ロマンスの要素が皆無だったのが、”テップ主任”登場でちょっっっっっっとだけ入った?

など諸々変わったところがたくさんあります。 前作を読んでいても新鮮に読める、むしろcoreを読んでいた方がより深く物語を味わえるんじゃないでしょうか。

システムエンジニア、プログラマー、WEBデザイナーなどその界隈の関係者には特に楽しめると思います。おすすめ!

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