読書:「天地明察(上)」燃える江戸時代青春エンターテインメント!

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天地明察(上) (角川文庫)天地明察(下) (角川文庫)

楽しい。これは楽しい物語。序盤から何かが始まる予感がふつふつと湧く。江戸時代青春エンターテインメント。

主人公、渋川春海が出会い、苦悩し、自分の本望を見つけ、情熱を燃やす。間違いを犯して怯え、挫折するも、それを飲み込んで成長していく青春の物語です。

算術や暦術などがテーマで難しい話と怯えつつも、思い切って読んでみたところ案外と平易に書かれていて、物語に没頭することが出来ました。
文庫版上巻では、春海の算術に対する思いの発露が一番の読みどころでした。
”オレは何が好きなんだ?”、とたまにぐるぐるしてしまう自分には羨ましいまっすぐさで算術の難問に立ち向かい、時に怯え、時に喜ぶその人物像が好ましいことこの上ありません。

映画版のキャストの岡田君のイメージがだぶってしまうのはご愛嬌としても、現代の若者の心にもよく響くのではないでしょうか。
まじめでちょっと弱そうな感じはするけど、礼儀正しく芯は強い。才能にも恵まれている。うーん、もてそうです(笑)

そして春海はその才能を見込まれて主君より命令を賜り、旅に出ます。春海の算術の才能が活かされる大きな事業。その旅の果てに別れがあり、出会いがある。何より夢がある。

希望を抱いて上巻は終わります。このあと下巻ではさらなる大きな事業、「暦」づくりに入っていきます。下巻はこれから読むので楽しみです。映画もレンタルが出たら見ようかと思っています。

春海は関とどう絡んでいくのか、えんはどうなる?水戸光圀の出番は?うーん楽しみです。

天地明察(上) (角川文庫)
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天地明察(下) (角川文庫)
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